高田製材所の日常をお伝えいたします。

約10年ぶり!アムーラの製材

こんにちは。 事務の中村です。

10月末にアムーラを製材しました。


アムーラ、アムーラ製材、アムーラ丸太

今回製材したアムーラの丸太


アムーラを製材するのは今回で2度目だそうです。

前回の丸太の入荷が2011年だったので、約10年ぶりの製材です。

長く働いているスタッフも

「滅多にしないから貴重だよ」

と言っていました。


アムーラ、アムーラ製材、アムーラ丸太

製材中のアムーラ


今回は9.4mあった丸太を約4mと5mに玉切りして、それぞれ厚さ34mmに製材しました。

アムーラは主に東南アジア、ニューギニアに分布しています。

辺心材の区別は明らかで、心材は赤褐色~濃褐色をしています。


アムーラ、アムーラ製材、アムーラ丸太

きれいな赤褐色がわかるアムーラ


今回製材したアムーラも、きれいな赤色をしていました。

製材したスタッフも

「サペリくらいはっきりとした赤色をしていた」

と言っていました。


アムーラの主な用途としては、建築用造作材、床材、合板、家具などがあげられます。

家具では主に引き出しなどの表に出る部分に使われるそうです。

こんなにきれいな色を引き出しに使うと、その部屋の素敵なアクセントになりそうですね!

 

今回製材したアムーラの他にも様々な丸太を製材しているので、また随時このブログで紹介していきます。


瘤杢が入ったポプラを製材しました

こんにちは、事務の片岡です。
今回は瘤杢が入ったポプラの製材をしたのでご紹介します。

ポプラについて

ポプラは木材の業界では一般的にイエローポプラでモクレン科のものを指します。
今回製材したポプラは「セイヨウポプラ」や「セイヨウハコヤナギ」と呼ばれ、ヨーロッパ産のヤナギ科の木材です。

製材準備をしているところを見に行くと綺麗な色の樹皮が見えました!
どんな材がとれるでしょうか。


ポプラ 丸太 製材

製材準備中


ポプラ 丸太 製材

皮むき後のポプラ


製材の様子

製材に進み、板材になるとポプラに現れる独特の瘤杢がたくさん見られました!


ポプラ 丸太 瘤杢 コブ

製材中の様子


瘤は樹木が育つ過程で、幹から小枝が無数に伸び、きれいな模様となるようです。


ポプラ 瘤杢 コブ

ポプラの瘤杢



瘤杢は好みが分かれるようですが、用途によっては素敵なアクセントになること間違いなしです!
リバーテーブル(耳部分を内側にして真ん中にレジンを流しこんだ川のようなテーブル)や、この杢を生かしたテーブルの一枚板に用いられることが多いようですが、カッティングボードやペンの柄の部分にも使用されるようです。

気になる材があればぜひお気軽にお問い合わせください!

今回11本ものポプラ丸太を製材しました。



「年に1、2回!貴重なニューギニアウォールナットの製材」

こんにちは、事務の中村です。

今回製材したのは、ニューギニアウォールナットです。


ニューギニアウォールナット、ニューギニアウォールナット製材

今回製材したニューギニアウォールナットの丸太


製材スタッフに話を聞いてみると、

“ニューギニアウォールナットを製材するのは珍しく、年に1、2回しかない”

とのことでした。

 

ニューギニアウォールナットは、主にパプアニューギニアに分布しています。特色としては赤褐色、灰黒色、黒色等の濃色の縞が現れることがあげられます。

また、ウォールナットと名前がつけられていますが、ニューギニアウォールナットはウルシ科、ウォールナットはクルミ科というように、樹種的にはウォールナットとは異なります。

用途としては主に家具、ツキ板として使われることが多いようです。


ニューギニアウォールナット、ニューギニアウォールナット製材

ブラシを使って石がないか確認中の様子


製材の準備中、丸太をブラシで擦っている様子が見られました。何をしているのか聞いてみると、

”このくらい大きな丸太は、運搬の際などに転がすことがあるので、丸太に石が挟まってしまうことがある。石が挟まったまま製材してしまうと製材機の鋸刃が欠けてしまうことがある。だからこうやって挟まった石を取り除いている”

とのことでした。


ニューギニアウォールナット、ニューギニアウォールナット製材

製材中のニューギニアウォールナット


今回は、今年の3月に入荷した9.4mの丸太を厚さ60mmに製材しました。

製材していくと、まっすぐしたきれいな縞模様の木目が見られました。前回製材したウォールナットと比べると、ニューギニアウォールナットの方が茶色味は薄く、やや緑色っぽいように感じました。


ニューギニアウォールナット、ニューギニアウォールナット製材

今回製材したニューギニアウォールナットの木目、色味



今回製材したニューギニアウォールナットのほかにも、随時様々な樹種を製材しているので、またブログで紹介していきます。


檜(ヒノキ)を製材しました!

こんにちは。事務の片岡です。

建具材、内装材として多く利用されるヒノキの製材を行いました。
製材中はヒノキのいい香りが漂っていて、スッキリした気分に!


製材 檜 ヒノキ

製材中の様子


製材 ヒノキ 檜

ヒノキ柾目


建具材・内装材として

ヒノキは耐久性や耐熱性に優れています。
心材は淡紅色で辺材はほとんど白色で、その白さから社寺建築に用いられることも。
木理は通直で、肌目は緻密なので均質な材料が必要な材料に適しています。
またシロアリや腐朽菌にも強いため建築木材として最適です!


今もなお、たくさんの人を魅了する歴史的建築物にも使用されていることからヒノキの耐久性がよくわかります。鉄筋コンクリートの耐久年数が50年程度といわれていますが、当時と変わらない状態を維持していたなんてすごいですよね!


製材 檜 ヒノキ 

製材後のヒノキの木目(柾目)

さらにこんな効果も…!

ヒノキには抗菌効果もあり、αカジノールという成分が木材を腐らせる腐朽菌の繁殖を抑え、ダニやシロアリを防ぐ効果があります。
また、ヒノキの香りが器官を活性化させる『強壮作用』とイライラや興奮といった神経系の過活動を抑制する『鎮静作用』があります。
ヒノキに含まれるαピネンという香り成分を吸収することにより副交感神経が刺激されるそうです。
その効果は森林浴に近いといわれ、リラックス効果をもたらしてくれます。
木目の美しさや、香り、アロマ効果などいろんな特徴が魅力的です。 製材中の様子をみていてスッキリした気分になったのは、きっとこのアロマ効果によるものですね!

木造の需要拡大

SDGsの達成に貢献するとの観点から、業界の垣根を超えて木材利用の連携が広く進められるなど、木材需要が拡大しています。
鉄筋などを使用していたところに木材を代替していこうという動きがあり、
倉庫や店舗、山小屋、イベントの仮設施設、公園のトイレなどに使用されることが増えてきているそうです。

たくさんの特性を持つヒノキを身近に使用されてみてはいかがでしょうか?


数千年の貴重な埋もれ木、神代欅(ジンダイケヤキ)

こんにちは、事務の中村です。

今回製材したのは数千年の貴重な埋もれ木、『神代欅(ジンダイケヤキ)』です。


神代ケヤキ丸太、神代ケヤキ製材、神代ケヤキ無垢材

今回製材した神代欅の丸太


神代とは、約1000年~2000年もの間、腐らずに土や川の中に埋まって、地中の成分などの作用によって変色した木のことを言います。

埋もれ木のため神代ケヤキの丸太は見た目が真っ黒でしたが、製材してみると一般的なケヤキに比べ色が深緑で、細かい杢目がとても綺麗でした。


神代ケヤキ丸太、神代ケヤキ製材、神代ケヤキ無垢材

綺麗な杢目が見える製材中の神代欅



神代ケヤキはケヤキ特有のにおいはあまりしないといわれていますが、丸太を近くで嗅いでみると地中に埋もれていたからか、ほのかに土のにおいがしました。

神代ケヤキは箸置きや花台、工芸品、高級建築、一枚板などの利用用途があります。

今回製材した神代ケヤキの他にも初めて見るような木材を随時製材しているので、その際はまたブログで紹介していきたいと思います♪