水に強く、腐りにくい木材
木材の強度には、曲げや引っ張り、摩耗などの耐久性の他に、『水に強い』があります。
木材の大きな性質として「腐る」ということがありますが、“腐りにくい木材=水に強い木材”も数多く存在します。
針葉樹、広葉樹を問わず水に強い木材は、建築や家具、建具を製作するうえで内部や外部にも使用できます。外壁やウッドデッキ、外部建具、室内の水廻りの家具や内装材など幅広い有用性があります。
耐水性がある木材の中でも耐水性が高いものから中程度の木材まで樹種によって異なります。
高田製材所ではそれらの樹種を耐水性が高い順「最強」「強」「中」に分けてみました。
≪ 最強 ★★★≫
アパ、イペ、イロコ、チーク、メルバウ
≪ 強 ★★≫
アサメラ、アピトン、エビアラ、カポール、榧(カヤ)、栗(クリ)、桑(クワ)、欅(ケヤキ)、セランガンバツ、ドゥシエ、パープルハート、パオローズ、パドック、ベイスギ、ベイヒバ、槇(マキ)、マコレ、マンソニア、メンクラン、ラオスヒノキ
≪ 中 ★≫
アフリカンマホガニー、浅田(アサダ)、唐松(カラマツ)、コクレン、ササフラス、サペリ、椹(サワラ)、杉(スギ)、タウン、チェリー、楢(ナラ)、檜(ヒノキ)、ブビンガ、ベイマツ、ベリ、ボセ、ホワイトオーク、ヨーロピアンオーク
分けてみると、国産材も輸入材も合わせて40樹種ほどありました!
今回、その中で6樹種の木材を製材、入荷しましたので耐水性が高い順にご紹介します。
栗(クリ) 耐水性:最★★
栗(クリ)はタンニンが含まれているため腐りにくく、水湿にとても強いため防腐処理をしなくても土台などに使える優れた木材です。
米杉(ベイスギ) 耐水性:強★★
ヒノキ科でヒノキチオールを含んでいるため耐水性が高く腐りにくく、主に外壁材や屋根材に適しています。
米檜葉(ベイヒバ) 耐水性:強★★
檜の代用として神社仏閣などの構造材、内装材にもよく使用されます。独特の芳香で虫を寄せ付けず、耐朽性に優れています。
浅田(アサダ) 耐水性:中★
強靭で割れにくく、肌目が緻密なため表面仕上がりがキレイな浅田(アサダ)は摩擦や腐食に強いため家具や床材、船縁材としても優秀です。
◎NO.14-3他
厚み 150mm~200mm
幅 300mm~450mm
長さ 2.4m~3.1
商品詳細はこちら >>
杉(スギ) 耐水性:中★
日本人にとって最も身近な木であり、色や香り、加工性のよさや耐久性等のため、建築のみならず船や樽などに使用される木材です。
檜(ヒノキ) 耐水性:中★
日本人にとって最も身近な木であり、色や香り、加工性のよさや耐久性等のため、建築のみならず船や樽などに使用される木材です。
水に強い木材をお探しではありませんか?
木材のお困りごとがありませんか?
弊社在庫より最適な材をご提案いたします。