こんにちは、事務の中村です。
私は今年の4月に入社して様々な木材の製材を見学してきましたが、今回は入社後初めてウォールナットの製材を見ることができました。
ウォールナットは今、世界中で人気がある当社イチオシの木材です。
ウォールナット色と呼ばれるダークブラウンの木目が、家具やフローリングなどに好まれています。
ウォールナットはアメリカにて現地製材後、乾燥してから入荷することが多いですが、丸太も年に数回入荷します。
今回は、今年の4月に入荷した6本の丸太のうち、長さ3.6mの丸太1本を厚み70mmに製材しました。一枚一枚製材していく度、薄く緑がかっていたり、茶色がハッキリしていたりと違った表情を見せてくれました。
ウォールナットの製材中、金属探知機を使って念入りに調べている様子が多く見られました。あまり見たことがない光景だったので、社長に話を聞いてみると、
“釘や鉄砲玉などの金属が入っていることがあり、それらが製材機の鋸(のこ)に当たると鋸が悪くなってしまうことがある”
ということでした。調べてみると、ウォールナットはクルミと同様、有名な用途のひとつに銃床があり、以前は鉄道敷設の際には電柱代わりに使われたり、釘を打ち込むと材色が濃くなると信じられて、釘や弾などが打ち込まれたりしていたそうです。そのため、製材時に丸太から鉄類が出てくることも多いようです。
今回製材したウォールナットの他にも様々な木材を随時製材しているので、またブログで紹介していきます♪