新しく入荷したメンクランの丸太を5.2m、2.5m、4.3mの長さに玉切りし、厚み25mmの柾目に製材しました。
メンクランはアオギリ科でマンソニアやパラピー、アユースと同じ科になります。
玉切りをする時も硬い感じがしましたが、実際製材してもやはり硬く鋸の進み具合が針葉樹と違いゆっくりです。
通常、スプルースなど柔らかい4ツ割り後、背の方から製材することが多いです。
今回、心側から製材していたので、製材のハンドルマンに聞いてみました。
『硬いので、背から製材すると製材したところから曲がるから心側から製材する』
とのこと。なるほど、木の特徴によって製材の仕方を分けているのですね。
メンクランは丸太の木口を見ると、桃色なのに製材した時の中の材面の色が思ったよりも赤い色だったのが印象的でした。
心材と辺材の差ははっきりしていて、辺材部分は黄白色で心材は桃色から赤色です。
今回、家具や内装材、枠材や芯材用に厚み25mmに製材してます。