こんにちは。
営業の古賀です。
今回は丸太の樹皮剥きについてお話をさせていただきます。
弊社では丸太入荷の際、ほとんどの丸太が樹皮が付いた状態で入荷します。
これから日差しが強くなる時期は、製材を待つ原木は樹皮が日傘の代わりとなり丸太外部からの干割れを防ぎます。
逆に樹皮を付けたままだと虫食いの原因ともなるため、製材をする前には丸太外部・樹皮に付着した小石や砂を取り除き、製材時ノコ歯を傷めないようにします。
真っ直ぐの丸太であれば、バーカー(皮剥き機)にて樹皮を取り除きます。
しかし、ポプラ瘤丸太のような形が変形したものは、バーカーで剥くことが出来ません。
そこで、通常は手で剥きますが、樹皮が厚い場合はベテラン従業員が、リフトの爪を巧みに操り剥いていきます。
この領域に達した社員は、勤続30年以上のベテランです。
ベテラン従業員が引退となる前に、この技術を若手習得できるように教育も怠りません。