ウォールナット
ウォールナットとは?
ウォールナットは世界三大銘木の一つに数えられ最も人気が高い木材です。
“ブラックウォールナット”とも呼ばれ、主な産地はアメリカの中東部です。
ウォールナット材の特徴は辺材は乳白色で心材は淡褐色から濃い褐色。材によっては、紫がかっていたり濃い色の筋が入っていることもあります。
木目は一般的に木理は真っすぐしていますが、縮み杢が入ったウォールナットは装飾的な価値が高くなります。また、適度な硬さと粘りがあり加工性が良く、特に表面の仕上がりは良好な木材です。
心材の耐朽性は中程度と耐朽性にも比較的に優れています。
家具・キャビネット材、建築材や内装材など幅広い用途で活躍をします。
ウォールナットの現状
当社ではウォールナットの丸太製材品及び現地製材品の取り扱いをしています。
原木は現地製材品では取れない幅広や長尺の天板や厚板などのサイズを品揃えするために、直径が大きい丸太や長さが長い丸太をコンテナ積みで不定期に輸入し、製材をしています。
現地製材品は定期的に乾燥済み材(KD材)で輸入しています。
その中でも人気があるのは、0.3~0.5m3程度と少ロットの材や、クリアショート(約1.2~1.5m)材や1.8m材です。ショート材はお客様にお届けする際に長さがネックになることがありますが、通常路線便で送れる長さのため、家具や小物製作をされる方に人気です。その他にも、節が少ない材や節がある材、幅200mmUP材など色々なグレードでウォールナットを入荷在庫しています。
ウォールナットのグレード(等級)について
現地製材品のウォールナット材はグレード(等級)別に選別され市場にでます。
節の有無や一枚の板のサイズ、一枚の板からクリアー材(節の無いもの)がどの程度取れるかなどでグレード分けされます。
- ・FAS・・・グレードの中で上級品。広く長いクリアー材が取れることから高級家具、造作などに適しています。
- ・FAS/1F・・・FASとほぼ同等ですが、片面がFAS、もう片面がNO.1コモンの要件を満たすものになります。
- ・NO.1コモン・・・節あり材です。FASと比べて歩留まりが66%程度~88%未満となります。
- ・NO.2コモン・・・節あり材です。FASと比べて歩留まりが50%~66%程度。家具部材など様々な用途に利用できます。
- ・C1F/C2F(クリア1フェース/クリア2フェース)・・・1面クリアや2面クリアの混合短尺材です。 C1Fは、表面と両木口がクリアー材で、C2Fは両面と両木口がクリアーな材で、白太の金筋、小さな瘤や渦杢、軽度のシミは入る場合があります。
幅広いグレード(等級)があるため、それぞれの特徴を活かした家具、内装の用途や雰囲気に合わせた使い分けが可能です。
おススメ新着ウォールナット材
【長さ1.2~1.8mのショート材】
●C1F/C2Fグレード
【節あり材】
●NO.1コモングレード
●NO.2コモングレード
節が少ない材も在庫しています。FAS・FAS/1Fグレードはこちら >>