“杉(スギ)材” 適所な使い方
「高田製材所」の強みの一つは、すぐに使える乾燥材を数多く取り揃えている事です。
お客様からご注文をいただき、原木を板に製材してもすぐには使用できません。
アフリカ産の「ブビンガ」や「ウエンジ」など乾燥比重が0.8を超えるような木材は、
完全に乾燥するまでに3年近い年月を要します。
比較的乾燥しやすい比重の軽い木材でも最低4ヶ月の乾燥期間が必要です。
その中でも私たち日本人に最も身近な木材「杉(スギ)」乾燥材の使用例を紹介します。
高田製材所では、杉(スギ)の原木を主に建具向けに柾目で製材し在庫しています。
天然素材ですので、中には“葉節(ハブシ)”や“灰汁(アク)”があるものもありますが、
それらは木が硬く、湿気に強い特徴があります。
杉(スギ)は、古民家再生、古くからある町並の景観保存などの建具、雨戸、戸袋に
使用できます。また、新築物件であっても、古民家風に仕上げることもできます。
“灰汁(アク)”が強い杉
灰汁が強い杉(スギ)は脂分が強く色が濃いので障子製作には好まれなくても、硬くて重い材質を活かし、建築用構造材や外壁材、床材、階段板などに適しています。
写真はH28年6月に丸挽き製材をした
厚み 1寸2分(約36mm)です。
“葉節(ハブシ)”がある杉
葉節がある杉(スギ)は、その板の
キャラクターマーク。
ピッチをランダムにして腰壁板や内壁材などにすれば、趣きのある雰囲気になります。
建具用・建築用・家具用など様々な用途に使用できる国産の杉(スギ)、この機会にいかがでしょうか?
WEBサイトでご紹介できていない木材も多数あります。
お探しの材種がありましたらまずはお気軽にお問い合わせをお願いします。
(有)高田製材所
TEL 0944-87-6568
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