スプルースを製材する
スプルースの丸太を製材しました。 今回長さ12mの丸太を3つにカットし皮むき後に製材をしていきます。
製材主任の坂田さんが、丸太から鋸をどう入れるかを読みとります。
丸太を製材機に据え付け、割れ、曲がりの状況をみながら、機械を調整して胴割をする位置を
見極め製材。
柾目に製材するので、胴割した片方をさらに半分にカットをしていきます。
厚み1寸1分に製材します。背の部分に近づくと追い柾になるので、返しわきをして
柾目に取ります。色が少し赤いですが、目が詰まった良材です。
ベテラン鼻挽きの與田さんが、芯に近い所は節があるのでチョークでラインをつけます。
もう一度製材機に据え付け、ラインのところを製材。節の少ない良材の出来上がり。
空気の通り道をサンギでつくりながら板を積みます。その時、割れ防止のため背の方を内側
にして積んでいきます。一枚一枚に尺入れをします。
高田製材所では特注製材に対応できる台車付き帯鋸製材機を2台備えています。
幅1.3m、長さ8m、厚みは薄いもので3mm、厚板では1mまでの製材が可能です。 幅1.3mを越える丸太
は外注により対応が出来ます。 原木の在庫は常時300本を確保しており、日本をはじめ、世界各国に仕入
ルートを持ち、スタンダードな木はもちろん、入手困難な種類の木も数多く揃えています。だから、一般
に流通が少ない木材や規格外のサイズが必要な場合、原木を吟味した上で製材をしたいなどのご要望に幅
広く対応が出来ます。しかも、原木から必要なサイズを取るので、板材で購入されるより歩留りがあがる
利点もあります。
原木の入手ルートをお持ちでない方々には、もちろん原木での販売も行っています。
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