世界の木材80種類を使って建築した大川の家。適材適所の木材選びについてご紹介します。

バーズアイメープルフローリング

竣工時(2009年8月)画像


キッチンのフローリングには贅沢にバーズアイメープルを施工しました。
メープルはボーリング場のレーンにも使われるように衝撃に強く磨耗による耐久性もあります。キッチン用品を落としても傷がつきにくいです。


厚みは15mm、幅は65mmと85mmと125mmの3種類。原板のサイズがまちまちなので、材料を無駄なく使用する意図で1種類の幅に統一していません。
床暖仕様のため、裏に縦と横の溝を加工しています。


バーズアイメープル フローリング

竣工時(2009年8月)画像

バーズアイメープル フローリング

竣工時(2009年8月)画像

施工後6年ですが、陽が当たる場所ではないため色艶の変化はほとんどありません。


バーズアイメープル フローリング

2015年8月現在画像

バーズアイメープル フローリング

2015年8月現在画像


チェリーフローリング

リビングのフローリングはアメリカンブラックチェリーです。


家族が集うリビングは暖かみのある色にしようという思いがあり、また北米広葉樹の人気ツートップのウォールナットと対に使いたかったため、この木材を選びました。

幅は145mm、125mm、90mmの3種類、ダイニングのウォールナットと同じく、節や白太や入皮など木材の特徴を活かしたラスティックグレードで作りました。

チェリー最大の特徴は色の経年変化です。はじめは薄いピンク色ですが光が数ヶ月あたると、徐々に濃い赤色になり高級感が際立ちます。


竣工時(2009年8月)画像

竣工時(2009年8月)画像

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施工後6年、現在はウォールナットよりも濃い色に変化しています。


2015年6月現在画像

2015年6月現在画像

2015年6月現在画像

高田豊彦


ウォールナットフローリング


大川の家、12種類のフローリングの中でメインのダイニングルームはウォールナットです。

この床の特徴は節や入皮や白太などをあえて使っているところです。通常のウォールナットフローリングは無節で黒い部分(赤味)のみを使いますが、節や白太が入ることで、ご覧のとおり木の表情が印象的になります。


もう一つの特徴は板の幅を4種類で取っているところです。
既製品のフローリングは90ミリ幅で統一されていますが、4種類の幅で取ることにより材料を無駄なく使うことができます。さらにランダム幅だと画一的ではない豊かな印象も与えます。

塗装はウレタンクリアで艶を落としたマットな仕上げにしています。ウレタン塗装だとほぼメンテナンスは必要ありません。一方オイル塗装だと質感は良いですが、汚れが目立ちやすく定期的なメンテナンスが必要となります。